バブルバック

Bubble Back

 

1930年代から1950年代にロレックスが製造していた、裏蓋が泡のように丸く膨らんだ自動巻きモデルの総称。

当時、ロレックスが開発した自動巻きムーブメントは、手巻きムーブメントに自動巻き機構を載せただけの物であった為、ムーブメントの厚みが増し、従来の手巻き用ケースには収まらなくなってしまった。そこで、奥行を持たせるために丸く膨らんだ裏蓋が考案された。その形状が「泡(バブル)」のように見える事から、通称「バブルバック」と呼ばれる。その後、裏蓋の膨らみが小さくなった「セミバブルバック」となり、1960年代には膨らみの無い「フラットバック」へと移行していく。

 








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