デイトナ Ref.6241

DAYTONA Ref.6241

ロレックス デイトナ Ref.6241
ケース素材: ステンレススチール
ブレス素材: ステンレススチール
ブレスタイプ: オイスターブレス
ベゼル タキメーターベゼル
風防: 強化プラスチック
ケース径: 37mm
ケース厚: 12mm
防水: 30m
ムーブメント: 手巻き
キャリバー: Cal.72BCal.722-1
振動数: 18,000振動
パワーリザーブ: 約50時間
製造期間: 1965年頃~1960年代半ば頃

 

1963年頃より登場したRef.6239よりも少し遅れ1965年頃に登場したとされるプラスチックベゼルを搭載したRef.6241。

世界的にカーレースが盛んに開催されるようになった1960年代にプレ・デイトナと呼ばれる『CHRONOGRAPH Ref.6238』を経ての誕生となる。

レーシングドライバーが着用することを想定され平均時速を計測できるタキメーターベゼル、視認性に長けた反転カラーのインダイヤル、レースシーンに映えるスポーティーなデザイン、ベゼルはプラスチックとメタルの2タイプでの展開など、これまでのクロノグラフとは一線を画するモデルとして登場した。

搭載されているムーブメントCal.72Bは、ムーブメント製造会社であるバルジュー社のクロノグラフ手巻きムーブメントCal.72をベースにロレックスが独自改良したものである。テンプ緩急針を外し、マイクロステラスクリューにするといったロレックスらしい改良が施されている。また、後にテンプにヒゲが絡むのを防止するプレートが備わったCal.722-1へとマイナーチェンジが施されたが、プレート付きのCal.72BやプレートなしのCal.722-1の存在も確認されており、マイナーチェンジの正当な理由は謎となっている。

生産期間は短いモデルだが、ダイヤルでは、デイトナの表記がないタイプや、12時方向にモデル名表記があるタイプも存在しており、そのディティールの違いが、アンティークファンの心を魅了して止まない。

また、レアダイヤルとして『ポールニューマンダイヤル』(別名 エキゾチックダイヤル)が存在する。(ハリウッド俳優であり、レーサーでもあった故ポール・ニューマンが愛用したことから『ポールニューマンダイヤル』とも呼ばれる所以となっている。)通常のダイヤルと比べ、インダイヤルのアラビア数字は大きく、夜光塗料はインデックスの内側に塗布されている。また、外周サークル部分と、インダイヤルは、一段窪んだ状態となっており、ダイヤルメインカラーと反転したカラーリングとなっている特徴がある。数多くのモデルが存在するロレックスだが、『ポールニューマンダイヤル』はその中でも別格の珠玉アンティークモデルとして位置づけられている。

 

前モデル(Ref.6238)からの主な変更点

ダイヤル: ダイヤル内のタキメーターの表記はなくなり、ベゼルにタキメーターが備わった。

 

Ref.6241発売後の主なマイナーチェンジ

ムーブメント Cal.72BからCal.722-1へとなった。

 

 








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