ロレックスのムーブメント

Rolex Movements

ロレックス・ムーブメントの変遷

ロレックスのムーブメント Cal.3186

現在では搭載する全てのムーブメントを自社生産しているロレックス
可能な限り薄く、極限まで磨き上げ、美しい装飾を施したムーブメントではなく、精度や信頼性、耐久性、メンテナンス性を重視するロレックスの哲学は、ブランド設立時から現在まで脈々と受け継がれている。

設立当初のロレックスは、スイス・ビエンヌの時計製造会社エグラー社と契約を結び、ムーブメントの供給を受けていた。その頃よりビエンヌ時計学校にて腕時計で世界初となるクロノメーター公式証明書を獲得し(1910年)、英国キュー天文台でもA級の公認歩度証明書を獲得する(1914年)など搭載するムーブメントの精度と耐久性、信頼性を追求していた。

そして1931年、ロレックスは革命的な自動巻き機構「パーペチュアル」を開発する。360度回転するローターが自動的にゼンマイを巻き上げる機構によって、手動でのゼンマイ巻き上げという煩わしさから解放した。さらに1945年には、文字盤の小窓で日付表示を行なうカレンダー機構を付加するなど、現代の腕時計の規範を確立した。
また、ロレックスは、ヒゲゼンマイを直接操作する緩急針による調整が時計に及ぼす影響を考慮し、テンワの慣性モーメントを変えることで緩急調整を行なうフリースプラング方式を他社に先駆けて採用している。この調整機構は、緩急針に比べ、調整幅が狭く、製造コスト増につながるが、精度の安定と耐衝撃性向上というメリットがある。
これらの機構は、常にブラッシュアップが繰り返され、現在では、さらに実用的な機構へと進化を遂げている。

2000年には、それまで他社ムーブメントをベースにロレックスが大幅なチューニングを施していたクロノグラフ・ムーブメントも完全自社生産となり、全ての自動巻きムーブメントが自社生産となる。その後も、耐磁・耐衝撃性に優れ、温度変化にも強い「ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ」(2005年)や耐震装置「パラフレックス」(2005年)を独自開発し、レガッタクロノグラフ搭載ムーブメント(2007年)やロレックス初の複雑機構「アニュアル(年次)カレンダー」を搭載したムーブメント(2012年)を発表するなど、マニュファクチュールとして革新と進化を続けている。


ロレックス・ムーブメントの変遷

 

1950年以降の主なムーブメント

Cal.A260
Cal.A296
Cal.1030
・Cal.1036
Cal.1055
Cal.1055B
・Cal.1065M
Cal.1066
Cal.1066M
Cal.1080
Cal.1520
Cal.1530
Cal.1555
Cal.1556
Cal.1560
Cal.1570

Cal.1580
Cal.72B
Cal.722-1
Cal.727
Cal.3000
Cal.3035
Cal.3055
Cal.3075

Cal.3085
Cal.3130
Cal.3131
Cal.3132
Cal.3135
Cal.3136
Cal.3155
Cal.3156
Cal.3175
Cal.3185
Cal.3186
Cal.3187
Cal.4030
Cal.4130
Cal.4160
Cal.4161
Cal.9001

 








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