ムーブメント Cal.1555

Movement Cal.1555

ロレックス ムーブメント cal.1555
キャリバー: Cal.1555
ベースムーブメント: ロレックス
機能: 時、分、秒、日付、曜日
駆動方式: 自動巻き
調整機構: マイクロステラスクリュー
テンプ耐震装置: フラワーキフ
石数: 26石
クロノメーター認定:
パワーリザーブ: 約48時間
振動数: 18,000振動/時
製造年: 1959年~1960年代

特徴

Cal.1055Bの後継機として製造された日付・曜日付きのデイデイトムーブメント。振動数はCal.1530Cal.1560と同じ18,000振動/時(毎秒5振動)である。精度調整の方法はロレックス独自のマイクロステラスクリューを使用した、フリースプラング方式を採用している。製造初期の自動巻きローターには、切れ込みの入っている所謂「バタフライローター」を採用していたが、後に現在の形状に近い扇形のローターへと変更されている。リバーシングギアにも変更が加えられ、巻き上げ効率の向上が図られた。Cal.1555にはクイックチェンジ機能が搭載されていないため、曜日と日付を調整する際は長針の送りと戻しの往復運動で行う。

 

前ムーブメント(Cal.1055B)からの主な変更点

・調整方式をミーンタイムスクリューからロレックス独自のマイクロステラスクリューに変更

Cal.1555の主な仕様変更

・1960年代前半:バタフライローターから現行ムーブメントと同じ様な形状のローターに変更
・1960年代:リバーシングホイールがレッドアルマイト処理を施したアルミニウム素材に変更

主な搭載モデル

ロレックス デイデイト
 (Ref.1802、Ref.1803、Ref.1804、Ref.1805、Ref.1806、Ref.1807、Ref.1808、Ref.1809、Ref.1810、Ref.1811、Ref.1812)の初期型

 








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